夜更け。静かな住宅街に犬が吼える。それはもう大きな声で。
「うるさいよ! 狗肉鍋にして喰ってしまうぞ!」
犬の鳴き声は聞こえなくなりました。
朝。早いうちから高らかにニワトリの声。周りのみんなを起こしてしまう。
「卵も産まないのに鳴くんじゃないよ! 唐揚げにしちまうよ!」
ニワトリの声も聞こえなくなりました。
晩飯時。飼っている豚がふごふごと出来上がった料理を食べていきます。
「分別無く何でも食べるんじゃないよ! 酢豚になりたいかえ?」
食物が減る速度が遅くなったといいます。
今日も魔女の二世帯住宅には、子供たちが訪ねてきます。
好奇心に負けた子供たちは、魔女によって姿を変えられてしまいます。
あるものは電球に。
あるものはストーブの薪に。
またあるものは……。
魔女の家を訪ねた子供たちに帰ってきたものはおりません。
2007年01月10日
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言うこと聞かない元子供は闇鍋にされてしまうのでしょうか?
闇鍋…もしかしたらオイラ出したお題?(^^;)
どちらにせよ、三里さんの闇鍋作品を読めて嬉しいです。
あ、はい。たぶん若端さんのところで見て書いたんだと思います。「思います」というのは、ボクは書き上げてからかなりほったらかしにしてからUPする癖があるもので……(かと言って推敲しているわけではないらしい)。
TB送らせてもらいます〜。